THE PRIVATES/GASOLINE/THE NEATBEATS

2001.6.19(TUE)/大阪Fandango 

前回4月のバナナホールでのライブの時にチケットを買ってあった今日のライブ。
実は、今日はベイサイドジェニーでeastern youthもやってるんだよなー。
最近すごく聴きまくっててずっと前からライブ楽しみにしてたのに。行きたいなー。どうしようかなー。
チケット買ちゃってるしなー・・・。
すっごく迷って人に相談したら「本当に縁が深いんだね。延ちゃんがイースタンにやきもち焼いてるんじゃない(笑)?」って言ってたのでやっぱりプライベーツに行くことにした(笑)。

当日。雨が降ってる。なんだかな〜。
職場から25分ほどで十三に着いてしまった。もっとゆっくり行こうと思ってたのに。
ガソリンも、ニートビーツもかっこいいっていう評判がものすごいので一度見てみたいと思ってた。けど、どうも早くに行く気がしない。
商店街のマックに入ってちょっと腹ごなし兼時間つぶし。
近くに座ってる二人組みの女の子が話してる。
「ライブってどれぐらいで終わるの〜?」
「1つ40分だって。途中で出てもいいし。」
・・・どうやら、彼女達も同じところに向かうらしい。しかし、プライベーツファンではないらしい。
7時をすこし回ったあたりでマックを出て、例のピンサロ街へ向かう。
こんな時間にこんな所を歩いてるおっさんサラリーマンと歩くのはヒジョーーーに不快だ。

ドアまでたどり着くと、すでに轟音が漏れていた。
ガソリン。
思った以上に混み混みの人の中を分け入り、生ビールをもらってステージへ向く。
男くさーい、重量感のある音と見た目(笑)。めちゃめちゃJBだし。
あの、マントで復活するところは、「こんな感じなのかー」と笑って見てたら復活するところに延ちゃんとショーネンが呼ばれて出てきた。
「ショーネンさん、延原さん・・・。ああ、2人に助けてもらえるなんて申し訳ない。」って言われてた。「プライベーツさん」って呼ばれてた。
こっちが普通に見てるバンドにそう言われるなんて、そんなにベテランなんだなーと実感した。

なんと言っても次のニートビーツ!!!
何て言っていいのかわかんないぐらいにめちゃめちゃかっこ良かった〜〜。
KINKSやJAMの匂いがプンプンする。
真鍋さん。「イェ〜〜イ」をこんなに気持ちよく言う人を初めて見た。
MR.LAWDY。こんなにかっこよく「くの字」ジャンプする人を初めて見た。
もーーーー、とにかく目からうろこが落ちたね。ライブに勢いがあって進め方が上手くて、それでもってトークが上手い。
しかも本人達がとにかく楽しそう。
「黒いジャンパー!裏地は?!」と言われ、「赤のチェックだーー!!」と叫び、右へ左へと動き、シェイクし手拍子をし、そして私は虜になった。
証拠に、気づいた時に私は、踊る人々の中にまで進出してきていた。
私が夢中になってるバロメーターは立ち場所だな。
さっきまで後ろにいても、本能が「これだ!!」と指令を出すか出さないかの瞬間に私は突撃を開始している。
そして置きざりにしてしまった人は、上げてる拳で私の位置を確認する(笑)。
ニートビーツに出会わせてくれてありがとう、プライベーツ(笑)。

で、プライベーツ。
やっぱり貫禄あるよなー。それがいいのか悪いのかはわからないが。
ショーネンが、かつて愛用してた、ヒビの入った青のリッケン持ってる。感激した。
今日は、ガソリンもニートビーツもとても良かったためかすごく力が入ってる気がする。勢いもそのまま受け継いで行っちゃえ!みたいな感じが見て取れた。
前回の時に感じたのが、長くやって来てスタイルもまぁ決まってきて、演奏も上手くなってきてて、ちょっとガチガチっぽいなと。
ちゃんと聴かせよう、ちゃんと演奏しようとしてるのか、固まりすぎててライブ的に面白みがない。
言い過ぎてしまえば、趣味でやってて妙に巧い、技術もある、ビートルズのコピーやってるおっちゃんバンドみたいな印象さえあった。
それが今回は、若くてライブ感的に勢いのあるバンドと一緒にやってることでその辺がうまく解消されてきてるのかなーと思えた。
張り切りすぎてありゃりゃ・・・ってとこも無きにしもあらずだけど。
でも、いい影響受けてる。間違いなく。
最後に「LET'S GO CRAZY」音はずして苦い顔してたけど。
もう一つ最後に。やっぱり、プライベーツってショーネンがカッコよければ締まるんだなぁと、実感。

10日後にニートビーツあるらしい。さ、早速チケット買わなきゃ〜。