及川 光博 

1999.6.22(TUE)/札幌市民会館 【私がおじさんになっても】

ドラマ「with you」でブレイクした後、2回目のライブである。前回のZeppでは見たこともないような大勢の「ドラマ視聴者」が大挙していたが、今日は真のみっちーのベイベー達で市民会館は埋め尽くされている。前回は突如として涌き出たベイベー達のために(とだけは断定しないが)、みっちーの華麗な姿を最後方のモニターだけでしか見られなかったという屈辱を味わった。(って言うか、Zepp初めて行くくせに場所確認しないで派手に迷った私達も悪い。しかも、そのドラマを見ていなかった私達は「みっちーならギリギリに行っても大丈夫さ。」などと、時代の流れを全く読めていなかったことも敗因の1つ。)

今日私はついに、友人が昨日せっせと作ってくれたポンポンを振りかざして踊る予定になっている。なにやら、今日で「花椿蘭丸」が引退するらしい。その花道を見事に飾ってあげる。それが、今日私達に課せられた何よりも大きな使命。よし、ガンバルぞ。私の場合は「がんばらないと」ちょっとついてけない(笑)。みっちーのライブはかなり楽しいけど、周りと同じテンションを保ったまま楽しみ(っていうより、歌い、叫び、踊る。)続けるのはまだ私には難しい。ある意味、私のレベルメーターは振りきれてないと安心してもいいはず。(別にベイベー達がどうだとか言ってるわけじゃないのよ、悪しからず)でも、実はポンポン振ってみたかったんだーーー(喜)。

相変わらず見目麗しいみっちー登場。みっちーの曲ってどんどん良くなってる。一番最初ライブ見た時は(ただライブだった)、ステージ見て大笑いして虜になって帰りに意気揚揚とCD買って帰ったら「えっ??」。聞くだけには耐えられない感じだったのね(私には)。しかし、最近の曲は聴いてるだけでも「いい曲」になってる。うん。私はたまに思う。この人はてっぺいちゃん(カールスモーキー石井)やジュリー(沢田研二)のようだと。華麗ででっかい歌い方やら身のこなしなんかがそう思わせるんだろう。エンターテイナーなんですな。すなわち。

なかなか現れず、「よもや、今日はこの話は無かったことか?!」と思った瞬間、花椿蘭丸登場。一斉に花開くポンポンの花!!キレイすぎて気持ちわるぅぅぅぅーーーーい(笑)!!いつもはみんなが同じ高さにいるもんだから、ポンポンの凄さってものがあんまり実感できてなかった。でもこれはスゴイ。大なり小なり、いろんな色。みんな頑張ったんだなー。いや、私も最後に持てて良かったよ。ありがとう、ばんび。
見事に最後の花道を飾るという仕事を成し遂げた私達は、何事もなかったようにポンポンをしまいこんだ。マナーもきっちり。

あーあ、楽しかった。それでもやっぱり、何故か知り合いのWESSの人の視線を避けて行動する私達。その理由の1つは特大ポスターを買ってしまったからだろうか・・・。それにしても「勝負セット」は買っておかなくてよかったのか(笑)?